毎年11月1日は「灯台記念日」(※後述)です。それに併せて毎年11月1日~11月8日を「海と灯台ウィーク」として、日本全国の灯台にて様々なイベントが開催されます。(開催イベントについては「こちら」)
例えば
・普段のぼれない灯台が特別に開放されたり
・灯台のレンズを磨く体験が出来たり
・プロジェクションマッピングが行われたり
・星空案内人の方が灯光と共に星空を解説してくれたり eta.
灯台によって開催されるイベントは様々ですが、灯台愛好家ならずとも、地域と共に盛り上がる期間となっています。
※全ての灯台(日本全国で2,000基以上あります)でイベントが行われる訳ではありませんので、お住まいの地域の灯台でイベントが開催されるかどうかは下記のページよりご確認下さい。要予約のイベントもございます。※
日本財団「海と日本プロジェクト」「海と灯台プロジェクト」
【海と灯台ウィーク2024】
https://toudai.uminohi.jp/toudai-week2024/
【海と灯台サミット2024】へ行こう!
海と灯台サミットは11月3日に東京、表参道の「複合文化施設スパイラル(Google MAPはこちら)」にて行われるトークショー×シンポジウム×文化祭(展示販売会)の総合イベントです!
会場では「海と灯台」に関する様々な展示やグッズ販売があり、入場無料で楽しめます!また、トークショーやシンポジウムも開催され(事前申し込み制:申込期限は10月30日水曜日まで)、youtubeにて配信もされますので、遠隔参加もドシドシ!
・リアル観覧申し込みはこちら※終了致しました※↓
https://toudai.uminohi.jp/toudai-week2024/week-summit.html
・youtube配信ページはこちら
↓※11月末日までアーカイブからご視聴いただけます※↓
(12月以降に編集の上再アップの予定)
https://www.youtube.com/live/vQMVqWv-ig4
<海と灯台サミット2024>
・主催: 一般社団法人海洋文化創造フォーラム
・共催:日本財団、海上保安庁
__いい風吹いてた。#灯台時間 X投稿コンテスト__
灯台好きの方、あるいは灯台に思い入れのある皆さま。応募期間中に写真やイラスト・絵画、ポエム・小説などをX投稿されますと、JTBナイスギフト5万円(最優秀賞)をはじめAmazonギフトコードなどが賞品として当たるコンテストを開催中です!詳しい応募要件などは「こちらのページ」をご参照下さい。
更に本年2024年は
・5月1日に “御前埼灯台点灯150周年”
・11月15日に “犬吠埼灯台点灯150周年” をむかえました!
これは「店をお客様の”安全な寄港地”にしたい」「灯台のように”人生という航路を照らす光”になりたい」「店に置かれた本たちが”アイデアの閃き”になってほしい」そんな想いが詰まった灯台のロゴマークを掲げる店として、ぜひお祝いをしたいぞ!と密かに思っておりました。
昨年の『祝!銚子電鉄開業100周年応援フェア(記事はこちら)』、『銚子電鉄に乗って犬吠埼灯台へ行こう!(記事はこちら)』と同時開催の『燈の守り人”犬吠埼キャラクター”グッズ販売(記事はこちら)』にてお世話になりました【燈の守り人プロジェクト】さまと御一緒に、ハレの日のお祝いが出来ないかとご相談しましたところ、目出度くご快諾を頂きました!どんどんパフッ!!
※写真は “推し活” のイメージ画像です。アクリルスタンドも映えますよ!※
11月15日(金)~17日(日)には、“犬吠埼灯台150周年祭~150歳おめで灯台!~”(銚子市観光協会さまのイベント告知ページはこちら)として、夜間見学や犬吠埼灯台での記念式典をはじめ、犬吠埼灯台周辺で灯台マルシェや写真展、トークショーや音楽祭などが賑々しく催されるようです!こちらにも是非、足をお運び頂けましたら幸いです。
【フェア概要】
1)「灯台守のおやすみ珈琲(デカフェ/カフェインレス珈琲)」(800円)をご注文の方は、選べるfumikura灯台マグ(犬吠埼灯台 / 観音埼灯台 / 御前埼灯台)にてご提供と共に、“守り人キャラクターカード” を全員サービスにてプレゼント! ※1回の注文で上記3灯台から1枚をお選び頂けます※
名刺大のカードはパウチ加工!側面に穴を開けて糸を通しますと「栞(しおり)」としてもお使い頂けます。読書のお供に、もしくはコレクターズアイテムとしてご利用下さいませ!
2)オリジナル燈の守り人グッズ販売!
・両面レーザー焼き印コルクコースター(1枚750円:税込)
・犬吠埼ピクトグラム紙コースター(1枚100円:税込)
3)無料で押せる!犬吠埼灯台ピクトグラムスタンプ!
お持ちの手帖やmemo帳などに、犬吠埼ピクトグラムスタンプが無料で押せるコーナーを設置!来店の記念にポンッ!っと押しちゃって下さい!
※色指定がございますので店員までお声掛け下さいませ※
4)”燈の守り人”キャラクター展示
灯台擬人化「燈の守り人プロジェクト」(公式ページはこちら)。日本全国津々浦々、さまざまな海洋交通の難所に建つ灯台を、イケメンキャラクター“守り人”として描いています。愛称は「あかりび」、ファン愛称は「あかりびと」。
現在は53基(人)と、数はそれほど多くはありませんが、これからの展開でどんどん増えていくようです。
1)の項目で触れました配布カードにもQRコードが付いていますが、公式ページに飛びますとそれぞれの灯台の歴史や由来、伝説などが各キャラクターの絵やボイスドラマ(youtubeはこちら)で楽しむことが出来ます。また、公式X(こちら)では毎週火曜日更新の4コマ漫画「あつまれ守り人くん(あつもりくん)」ほか、灯台関連のイベント情報なども随時更新されています。ニコニコ生放送(チャンネルはこちら)での限定ドラマ(CD化もあるよ!)や、pixivFANBOX限定イラストやシナリオ公開(こちら)やBOOTHでのグッズ販売(こちら)、アクリルスタンドやフィギュアの販売はTHUNDER MALL(こちら)、Amazonアパレル(こちら)まで、幅広くメディア展開されています。
《fumikuraでの展示物》
・全53基Ver.守り人MAP (2024.10.31.現在)
・キャラクターブロマイド全キャラ( 同上 )
・あつまれ守り人くん①巻
※守り人MAP(日本地図/額装)以外は手にとってご覧頂けます※
※追加予定あり。追加の場合は随時Xにて発信します※
《fumikuraでの配布物》
・燈の守り人宣伝チラシ(裏面に灯台守り人マップ53基Ver.掲載)
5)fumikura灯台ティーセット販売(製作:灯_tomoru_)
・立体!灯台マグカップ(犬吠埼灯台 / 観音埼灯台 / 御前埼灯台)
・立体!灯台ゴブレット(アメリカ:コンコード灯台)
・灯台オブジェ / 箸置き(犬吠埼灯台 / 観音埼灯台 / 御前埼灯台)
・灯台ティーポット(紅茶ポット形 / 急須形)
※手作り製作のため、品切れなどが生じる場合がございます。
お問い合わせを多く頂きますが、通信販売は対応しておりません。
在庫に関してのお問い合わせは
店舗 03-6914-5886 図鑑カフェfumikuraまで※
<製作者:tomoru_灯_>(製作過程はこちら)
アール・ヌーヴォーとアール・デコ期を通して活躍したルネ・ラリックの、凹凸の中に柔らかさがある造型に魅せられたのが、クラフトワーカーになりたいと思った原点。
陶芸教室に通いながら、生活陶器でも立体感が強い造型ができないかと試行するするうちに、パリの陶器工房「Astier de Villatte(アスティエ・ド・ヴィラット)」に出会う。目指していた立体感のある造型だけでなく、力強い黒土が程よく透けて見える白釉の美しさに惚れ込む。型取りでありながらも職人の伝統的手作業とを程よく調和させ、2つとない器を希求する(気泡や多少のゆがみも個性とする)工房のクラフトワーカーとしての側面にも共感を抱く。
以後、作陶に向き合う中での立体的モチーフとして海洋生物や果物、そして灯台へと発展させていく。その中で「灯台マグカップ / タンブラー / ゴブレット)」をオンラインストアで販売していたところ、地元付近で営業していた図鑑カフェfumikuraと出会い、カフェオリジナル食器として採用され受注製作を開始。※現在、灯台関連商品はfumikura限定販売となっております※
ゴブレットは東京新聞web「泉麻人 東京町喫茶さんぽ(こちら)」にて、マグカップは日本財団「海と灯台ニュース(こちら)」にて、それぞれfumikuraの灯台マグとして取り上げられる。
6)灯台関連書籍特設コーナー
灯台関連の写真集やエッセイなども充実!
フェア期間中に追加されるかも!?
フリーペーパー「灯台どうだい?」のバックナンバーも創刊号より全号揃っております!
※追加記事も近日より続々配信予定!!※
・海と灯台サミット2024(11月3日は店長が店を留守にします)
・ご推薦本フェアも同時展開予定!!「書籍選定中」
【海と灯台サミットに参加してきました!】2024.11.8.追記
・2024年11月3日に行われた、『海と灯台サミット2024』は、上記の『海と灯台ウィーク』の中で核となるイベントです。(公式イベントレポートはこちら)
第1部は“海と灯台プロジェクト(←クリックで飛べます)” から助成を受けた“仕掛け人”や“先駆者” 各団体の取り組み報告をはじめとしたシンポジウムと灯台にまつわるクロストーク、学術的観点から見た灯台の魅力創出の研究発表と多彩。こちらは既に刊行されている書籍『海と灯台学』(Amazonでの購入はこちら)の延長線上の実践となり、様々な事例を伺うに “灯台を資源として利活用しよう” という地域社会の大きなうねりを感じる、熱意のこもったシンポジウムでした。これからの展望としての総括も、様々な分野と結びついて相互作用を引き起こしそうな期待感と、「自分でも何かできないだろうか?」という思わず行動を起こさせるような思考を巡らせる、そんなきっかけとして私は捉えました。
※海と灯台サミット(第一部シンポジウム)※
※見逃し配信はこちらをクリック!※
第2部が “紀行文” という文学の視座から、実際に体験して紀行文を書かれた著名な作家さん方が語る「灯台への想い」。こちらは文藝春秋社の月刊誌『オール讀物』にリレー連載され、今秋書籍化された『灯台を読む』(Amazonでの購入はこちら)の出版記念の対談も兼ねていました。詳細な内容は書籍に譲りますが、作家さんそれぞれの視点で綴られる想いは、時に歴史に重きを置かれた重厚さがあり、時に純粋な感動としての素直さもあり、所々で挟まれる食の愉しみもあり…。全体的に個性に溢れ、趣深くも艶やかな筆致で描かれており、思わずそれぞれの灯台に向かいたくなりました。※なお、執筆陣が超豪華です※
<11月13日追記>
※4人の直木賞作家が「灯台」をテーマに語り合うトークショー、配信開始!(記事はこちら)
〈下記いずれのサイトでも聴けます〉
Spotify for Podcasters
https://podcasters.spotify.com/pod/show/hon-web
Spotify
https://open.spotify.com/show/1AKTiXEw9YH9XLwvTkSDn1
amazon music
https://music.amazon.co.jp/podcasts/7985e1ef-57f1-4d74-89ec-b6aa2ff05a18/
Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1631100131
YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL8gNb1gOWE4Qpf0ek-Oa2–frm5NPY7-Z
同時開催の【海と灯台展】【燈の守り人展2024】も盛況で、パネル展は灯台の魅力を素敵な写真と共に紹介、一部は「灯台を読む」からの引用もあり、来場者を楽しませてくれました。また、燈の守り人展では新キャラクターの「神威岬灯台」や案内役の「長岡叶夜」のパネルをはじめ、Anniversary灯台の缶バッジやアクリルスタンド、演じる声優さんのサインなどの展示のほか、各地の灯台や自治体と展開されているコラボ事例などが詳しく紹介されていました。来場者プレゼントとして「神威岬灯台」と「ご当地灯台」の缶バッジの2種類が配布されていました。※ご当地灯台缶バッジ複数種ありましたが、私は出雲日御碕灯台をチョイス※
《ご推薦本フェアNo.20》
「灯台を読む」(2024年10月10日刊行/文藝春秋社)
[書籍情報] (Amazon購入ページはこちら)
著者:安部 龍太郎 (著), 門井 慶喜 (著), 阿部 智里 (著), 澤田 瞳子 (著), 川越 宗一 (著), 永井 紗耶子 (著)
「オール讀物」「クレアWEB」での好評連載中の企画をふんだんに撮りおろし写真を使って書籍化。
その道のプロの方にお願いして、その方が参考にされている本を願い倒して紹介して頂くこのコーナー。「店長の眼」だけでは偏りが出るため、毎度毎度「その道のプロ」を口説き落とすわけですが。遠慮なさる方が多いため、いつも難儀する難産のコーナーでもあります(T-T)
このたびは、リレー紀行文執筆を各作家さん方に依頼した【海と灯台プロジェクト事務局】、山口健さま(書籍本文にもご登場されています)よりご推薦の言葉を賜りました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ご推薦文:
著名作家による「灯台」紀行集。日本の〈歴史〉と〈文化〉が浮かび上がる良書!
”海の信号”である灯台は、実は、明治以降の日本の近代化を見守り続けてきた象徴的な存在。建築技術、歴史、そして人との関わりはまさに「文化遺産」です。
本書は、現代日本文学を代表する作家たちが全国各地の灯台を訪ね、その歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集。軽妙な文章と、美しい写真の数々が、「作家の知的好奇心に満ちた旅」へ皆さまをお連れします。
【関係用語集】
①灯台記念日(毎年11月1日)
日本初の西洋式灯台である観音埼灯台の起工日である明治元年(1868年)11月1日にちなんで定められています。
灯台記念日には、灯台に関するイベントや無料開放などが各地で開催されます。また、日本財団と海上保安庁は、灯台記念日を機に全国一斉で灯台に目を向ける人を増やすことを目的とした「海と灯台ウィーク」を11月1日から8日まで開催しています。
②日本の歴史的灯台
※公益財団法人 燈光会ホームページ(こちら)より引用※
https://www.tokokai.org/history/
日本における海の道しるべとしての灯台の歴史は、今から約1,200年前、九州地方の岬や島では昼は狼煙をあげ、 夜は篝火を燃やして船の指標したのが始まりと言われます。
近代日本(明治時代1,868年~1,912年)に建造され、現役で機能している灯台は全国で64基あります。 これらの灯台は、歴史的・文化財的価値を有し、あるいは地域のシンボルとして定着し文化資産的な灯台も数多くあります。
海上保安庁では、64基全ての灯台に有識者から構成する委員会を設置して価値の評価を加えています。 永い歴史故に保有耐力が危惧される灯台は、委員会の評価を基に適切な保全に努めています。ここに、特に価値評価の高いAランク23基の灯台を紹介します。
③あなたが選ぶ日本の灯台50選
※公益財団法人 燈光会ホームページ(こちら)より引用※
https://www.tokokai.org/lighthouse/list50/
平成10年11月 1日の第50回灯台記念日の行事として、全国の皆さんに呼びかけ印象に残った灯台の投票を行いました。北は北海道から南は沖縄まで全国50の灯台が選ばれました。
___フェアに関連する灯台について___
【観音埼灯台(3代目)】
「のぼれる灯台16基」「あなたが選ぶ日本の灯台50選」
[位置]
北緯 35度15分22秒
東経 139度44分43秒
[塗色・構造]
白色 塔形(コンクリート造)
[灯質]
群せん白光
毎15秒に2せん光
[光度]
77,000カンデラ
[光達距離]
19.0海里(約35km)
[明弧]
152度から17度まで
[高さ]
地上から構造物の頂部まで
19メートル
平均水面上から灯火まで
56メートル
地上から灯火まで
15メートル
[点灯年月日]
明治2年1月1日
※詳細は下記、公益社団法人燈光会のホームページ(観音埼灯台)をご覧下さい
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight05/
【犬吠埼灯台(初代現役)】
「のぼれる灯台16基」「あなたが選ぶ日本の灯台50選」
「日本の歴史的灯台」
「世界の灯台100選」「国の重要文化財」
[位置]
北緯 35度42分28秒
東経 140度52分07秒
[塗色・構造]
白色 塔型(レンガ造)
[灯質]
単せん白光
毎15秒に1せん光
[光度]
1,100,000カンデラ
[光達距離]
19.5海里(約36km)
[明弧]
169度から65度まで
[高さ]
地上から構造物の頂部まで
31メートル
平均水面上から灯火まで
52メートル
地上から灯火まで
27メートル
[点灯年月日]
明治7年11月15日
※詳細は下記、公益社団法人燈光会のホームページ(犬吠埼灯台)をご覧下さい
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight03/
【御前埼灯台(初代現役)】
「のぼれる灯台16基」「あなたが選ぶ日本の灯台50選」
「日本の歴史的灯台」「国の重要文化財」
[位置]
北緯 34度35分45秒
東経 138度13分33秒
[塗色・構造]
白色 塔型(レンガ造)
[灯質]
単せん白光
毎10秒に1せん光
[光度]
560,000カンデラ
[光達距離]
19.5海里(約36km)
[明弧]
221度から104度まで
[高さ]
地上から灯塔の頂部まで
22メートル
平均水面上から灯火まで
54メートル
地上から灯火まで
17メートル
[点灯年月日]
明治7年5月1日
※詳細は下記、公益社団法人燈光会のホームページ(御前埼灯台)をご覧下さい
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight07/
【本フェアにつきましてご許諾やご協力を頂きました団体や個人の方々】
・海と灯台プロジェクト事務局
(海と灯台サミット2024 関係者情報交換会への参加許可)
・株式会社ワールドエッグス 燈の守り人製作委員会
(キャラクター使用許諾・グッズ提供)
・公益社団法人 燈光会事務局
(ホームページ内の記事引用/掲載写真の利用許諾)