今月のプラネタリウムイベントは天井投影をお休みして、パソコンの天文ソフトを背景とした神話物語の朗読イベントに変更となります。いつも通り参加費は無料(飲食費も通常料金)にてお楽しみ頂けますが、プロジェクターによる壁面投影となり、講座中は入退場が出来なくなるため先着12名様の事前予約制になります。前回は10名でしたが、定員増のご要望を受け、若干狭くなりますが12名に増員させて頂きました。受付状況につきましては、順次このページにて御案内いたします。(貸切終了後は入退場自由の通常プラネタリウム営業に戻ります)
◎日時:10月23日(日曜日)19:00~20:00(事前予約にて貸切)20:00以降は通常営業に戻ります。通常営業後の入退場は自由です。
(18:00にて通常営業の終了と共に開場設営とご予約の皆様への開場受付を開始致します。オーダーは18:30までにお済ませ下さい。質問・天文ソフトの操作説明は23:00の閉店時間まで受け付けます)
◎募集:12名(事前予約制・先着順です) ※満席御礼※
◎対象:小学生高学年向けの内容ですが、大人のみの参加もOKです
◎テーマ:『秋の夜空を彩るエチオピア王家の物語』(ギリシャ神話による朗読劇となります)
◎主題:
古代メソポタミアに始まる星座物語。世界各地で星座や神話伝承のある中で、「星座」の元ともなったギリシャ神話にスポットを当てました。秋の夜空を彩る星座達の物語を、文学者野尻抱影の名文と、役者さんの美声・名調子による朗読、更には物語を盛り上げる臨場感ある生演奏を通して、より楽しく星空に親しんで頂ける様に演出させていただきました。fumikuraプラネタリウムという空間を心地よく使っていただき、星空への興味を深められたら幸いです。また、朗読会終了後、8月の宇宙体験講座を受け逃した方のため、簡単な体験講座もオプションとしてご用意しています。
◎内容(進行表):
※冒頭:謝辞・許諾・諸注意
①野尻抱影について(略歴・著作など) ②朗読者紹介
③演奏者紹介 ④本編 ⑤質疑応答と使用ソフト体験(希望者)
◎著作許諾:野尻抱影「星と伝説」(偕成社)
<野尻抱影(のじり ほうえい)について>
・野尻抱影(1885-1977)
横浜に生まれる。神奈川一中時代、獅子座流星群の接近以来、星のとりことなる。早稲田大学英文科卒業後、教職、雑誌編集に携わる一方、天文書多数を著述。生涯を通して星空のロマンと魅力を語り続けた。わが国における天文ファンの裾野を広げた功績は大きく、「星の抱影」と称される。冥王星の命名者としても知られる。
・他の著作(古今東西世界各国の民俗民話に登場する星々の話に精通している)
「星座の話」(偕成社)
「星と伝説」(中公文庫BIBLIO)※偕成社版とは内容が異なるので注意
「続 星と伝説」(中公文庫BIBLIO)
「新星座巡礼」(中公文庫BIBLIO)
「日本の星「星の方言集」(中公文庫BIBLIO)
など多数。
◎朗読者
①山本達也(やまもと たつや)
<プロフィール>
TBS系昼ドラマ『キッズ•ウォー』にてヒロインの恋人である、須藤康夫役で俳優デビュー。その後、映像を中心に活動していたが、ミュージカル『サウンド•オブ•ミュージック』にて演出家青井陽治氏に出会い、演劇に目覚める。その後、朗読劇を含め多数の舞台に出演。葉月のりこ氏に師事。
表現力を磨く為に、接客の仕事も多数経験。携帯電話販売に至っては、同社が行う接客コンテストに参加し、全国3600人の中から第8位に入賞。
損害保険会社のコールセンターでは、入社1年目より、年間の応対品質アワードにおいて2年連続で金賞を受賞するなど、【感情表現】×【朗読】×【コミュニケーション】の新たな可能性について、模索している。
朗読についての出演や企画・各種イベント製作団体「Atry labo」(アトライ ラボ)主宰。
http://www.atrylabo.com/
【朗読経験】
2011年 社団法人国際演劇協会
『ボイラーマンの妻』イワト劇場
2012年 長崎座
『それゆけ安全マン!?』長崎ブリックホール他
2013年 TFACTORY
『ピュラデス』座•高円寺1山本
2016年『三省堂主催「大人の朗読会」』
②石川裕太(いしかわ ゆうた)
<プロフィール>
1985年生まれ。神奈川県出身。俳優の田窪一世に師事し芝居を始め、小劇場を中心に15本以上の舞台に出演。
【出演作】
テレビ朝日「ショカツの女12」〜服部役、フジテレビ「僕のヤバイ妻」第8話〜宅配業者役、日本テレビ「ぼくのいのち」〜川瀬役、TBS「百年の計、我にあり〜知られざる明治産業維新リーダー伝〜」〜佐助役、CM 大正製薬「パブロンエースAX」、最新作で11月3日にVシネマ「後妻業の悪女」〜山田光役が発売を控える。
俳優業を主に、ナレーター、インタビュアー、ライター、語りと活動の幅を広げ、役者が人のためにできることは何か?を一番の課題として日々活動する。役者が他の芸事を行うとどういった表現が生まれるのか?その価値を見出す。
石川裕太オフィシャルサイト
http://www.ishikawayuta.com
◎演奏(パーカッション)
海汐幸太郎(うみしお こうたろう)
13歳より打楽器を始める。
現在、武蔵野音楽大学音楽部器楽学科4年次在籍中
九州圏内、東京を拠点にフリーパーカッショニストとして活動中。
<師事>
ドラム・パーカッションを服部央 氏に師事
打楽器およびマリンバを吉原すみれ氏に師事
<受賞歴>
2010年『第34回九州宮崎県高等学校独奏・独唱コンクール』(マルチパーカッション)にて金賞ならびにグランプリ賞を受賞
同年『第37回全九州高等学校音楽コンクール』(ティンパニ協奏曲ピアノデュオ)にて銀賞を受賞する。
◎解説(プラネタリウム操作)
井守正暁(いもり まさあき)
1989-1995 明治大学附属中学付属中学・高等学校の地学部にて洞窟探検と天文学を6年間たしなむ
1995-1999 明治大学文学部史学地理学科(地理学専攻にて)洞窟地形・湧水地形を学びつつ中学高校の部活サポートサークルを立ち上げ、現在まで洞窟・天文(流星観測)両面より卒業生や現役生の社会的受け皿となる。同大学時代に教員免許(中学社会・高校地理歴史)と測量士補を取得。 卒業後も同大学の社会人聴講生(科目等履修生)として社会教育主事補を取得
その後も多角的に教育分野を見つめるための単位取得を続け 学芸員補・司書補・司書教諭それぞれの単位を幅広く取得中。
<職歴>
神保町の総合書店、地域創育NPO法人、盲人福祉系社団法人勤務を経て、
家業のチェーン系弁当店オーナー店舗を継ぎ、個人事業主から法人化する。
2011年、合同会社三方善(さんぽうよし)代表社員
2016年、弁当店より業態転換にて「大人の図鑑図書館」book cafe bar fumikura を同地にオープン。
社是は名前の通り「売り手善し」「買い手善し」「世間善し」の三方善し。
専ら多方面の趣味を深く掘り下げたブックフェアやイベントを通して、地域に根付いた社会教育的な貢献(世間良し)を展開中。
◎宣伝協力
葉月のりこ(はづき のりこ)様
朗読家/元日本航空国際線客室乗務員/( 一社)日本朗読検定協会企画部部長/同プロフェッサー/ 朗読検定上級検定員/日本朗読検定協会認定教室プチプラージュ代表/朗読家としての活動の他、朗読指導や朗読イベントの企画、読み聞かせボランティア、小学校の講師など幅広く活動している。 受賞歴【日本朗読検定協会主催「第1回朗読の輪コンテスト」個人の部・準優勝】【ユーハイム主催「ゲーテの詩 朗読コンテスト」敢闘賞】【 国際芸術連盟主催「第1回JILA朗読コンクール」詩部門1位・古典部門3位】朗読検定準1級 ☆☆☆趣味☆写真 [写真学校に通い暗室でプリントの経験もあり。一眼レフを使いこなせていないのはなぜ?] ☆映画鑑賞 [映画の世界にどっぷりはまってしまうタイプ] ☆旅行 [普段着のまま、海外へも・・。旅は気ままに、そして身軽にがモットー] ☆ワイン [安くて美味しいワインを飲みながら美味しいものをたべる] ☆行動力と明るさが取り柄☆
朗読家「葉月のりこ朗読日記」
https://haduki48.blogspot.jp/?m=1
◎許諾:この度の朗読会の開催にあたり、下記団体様よりソフト・映像プログラムの使用許諾を頂きました。厚く御礼申し上げます。
◎使用ソフト・映像コンテンツクレジット
許諾元:国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
http://4d2u.nao.ac.jp/t/
<天文ソフト>
・Mitaka
プログラム:加藤恒彦
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
入手元:http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
・MitakaPlus
プログラム:高幣俊之
オリハルコンテクノロジーズ
入手元:http://orihalcon.jp/mitakaplus/
もしくは書籍:講談社ブルーバックス「4次元デジタル宇宙紀行Mitaka」付属DVD-ROM
・4D2Uナビゲータ(ウェブブラウザ上で表示)
プログラム:小阪淳
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
表示元:http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/4d2unav/
<映像コンテンツ>
・渦巻銀河の形成 ver.3
可視化:武田隆顕・額谷宙彦
シミュレーション:斎藤貴之
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
・月の形成
可視化:武田隆顕
シミュレーション:Robin M. Canup(Southwest Research Institute)
(巨大衝突)
武田隆顕(月集積)
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
・微惑星から地球型惑星へ(地球型惑星の形成)
可視化:三浦 均
シミュレーション:
小久保英一郎(惑星形成)
玄田 英典(巨大衝突)
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
・土星リングの力学 (I. wake 構造)
可視化:武田 隆顕
シミュレーション:台坂 博
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト