今のところ流行(アウトブレイク)とまでは行かない、、、とも言い切れない新型コロナウィルス「COVID19(コビッドナインティーン)」。
様々な予測・憶測が飛び交う”インフォデミック”の中で、我々のような零細飲食店はかつてない脅威に晒されています。(混雑場所や外出の出控えなど)
2年半以上が経過した現在(2022.7.28)、第7波の爆発的な感染拡大に見舞われております(みなさまもう見るのもお嫌でしょうが……)当店としても打撃は甚大ですが、フランチャイズ弁当店の時代より20年間徹底されている消毒、防疫態勢をより徹底して実施する事で、お客様の不安を払拭出来るよう、流行時に対応出来る設備とマニュアルを備えております。※ノロウィルス突発流行時にも対応可能なマニュアルを元に細部情報は衛生講習会受講後やウイルスや細菌の対策が発表されるごとに適宜更新されています※
、、、が。
現時点で過剰に反応する事もまた、皆さまの不安を掻き立てかねない為、ホームページでの告知や店頭掲示を控えていたのですが、、、
正しくない過剰な忌避感や恐ればかりが先行する状態となりましたので、
飲食店の責務として、
当店の”通常時から現在に至るまでの設備と対策”についてお伝え致します。
〈当店での対策事例〉(①~④は通常時より使用しています)
①次亜塩素酸Na濃度調整機能付き専用混合水栓(ピューラックス)
食料および調理器具、テーブルの消毒。
ノロウイルス発生時の噴霧消毒にも対応しています。
②逆性石鹸液(シャボネットorアルボース)+通常石鹸
石けん液は界面活性剤の作用により
汚れやウイルス、細菌を洗い流す効果があります。
手洗いの仕方につきましては厚生労働省の指針に従って下さい。
店内洗面所にも洗い方の手引きを掲示しています。
③手指消毒用アルコール(70パーセントエタノール)
手洗い後、完全に乾いた状態で擦り込むのが正解。
手洗い前では汚れに付着したウイルスや細菌を殺せない事と、
水分が残って居るとアルコール分が薄まり、
効果も薄まります。
※アルコール消毒に関する注意喚起※
Twitterには既に引用リツイートしていますが、
一部には重篤なアルコールアレルギーの方もおり、
飲食店を含めて各施設立ち入り前の消毒は、
来客者に一声掛けてからが無難です。
このアレルギーの方は、
アルコールを浴びると皮膚が爛れ、
吸い込むと呼吸器(気管など)が腫れ上がり、
呼吸困難もしくはアナフィラキシーショックで
命を落とす可能性もあります。
闇雲に、乱暴に、機械的に
アルコールをぶっ掛けるのではなく、
せめて「アルコール消毒よろしいですか?」
の一声を掛けるのが優しさか思います。
前述の次亜塩素酸も効きますので、
様々な場面を想定して、
皆さま一人一人で対策や難を逃れるよう
正しい知識を持ちましょう。
④空気清浄機(BLUE AIR)2台 ※HEPAフィルター記述12/4追記
フィルター交換済。
BLUE AIR(←使用記事)はあくまでも空気清浄機であり
ウィルス単体の濾過・除去性能はありません。(ありません)
あくまでもエアロゾル換気機能の向上による、
ウイルス活性の抑制が目的です。
P.M2.5除去レベルの性能は有しておりますので
HEPAフィルターを使用しているためエアロゾル拡散を低減する効果が確認されております。
④+空気清浄機付サーキュレーターの設置(2022.3.18)
いつも店内の換気にご協力頂きまして誠にありがとうございます。
空気清浄機3台目となる
【Dyson Pure の Hot + Cool Link】 (←製品概要:外部リンク)を導入しました。
先の2台(Blue Air ←外部リンク参照)は外気への対流がほとんど期待出来ないため、空気交換量ベースの清浄機+冷暖房を兼ねた機種の導入に踏み切りました。※HEPAフィルター使用機種です※
冬は換気式エアコンを最大出力にしても、お世辞にも暖かいとは言えない日もありました。これから夏を迎えるにあたり、玄関を開けっぱなしにするのも……という判断です。
石油危機での電力逼迫時ですので、常時稼働という訳には参りませんが……、お客様の安心快適に繋がりましたら幸いです。
⑤ウイルス不活性化環境の構築(【換気環境の見える化】対策はコチラ)
COVIC-19は不解明な点が多く未知のものではありますが、
同型とされるコロナウィルスが活性化しないよう
室内空気を調整することで不活性化を狙います。
(首相官邸「新型コロナウイルス感染症にそなえて」推奨環境に対応)
温度24度〜28度 / 湿度50〜60パーセント(湿度が高すぎるのもいけない)/ 二酸化炭素濃度400ppm以下(空気の汚れ検知)
、、、こちらもウイルスの無力化ではなく
あくまでも不活性化(抑制環境)対策になります
湿度計付き寒暖計・加湿器・二酸化炭素濃度測定器の設置による細かな調節。
※2021.8.18.追記です※
<2021.8.18追記>
昨年12月に、いち早く導入した二酸化炭素濃度測定器ですが、テレビ朝日と電気通信大学の検証(下記ニュース動画参照)により不適合と判断されていました。
VOCセンサー(ビル換気システムなどで使われる有機溶剤系を検出するセンサー)の表面デザインを変えた流用粗悪品と思われます。
事態を重く捉え、当該検証試験をクリアした国内準拠、NDIRセンサーを組み込みの新たな二酸化炭素測定器を急遽手配し、2021年8月18日より稼働しております。
なお、VOCセンサーはこれはこれで使用方法が有り、
例えば当店のように雑居ビルにある店舗としては隣店の内外装工事や、ビル全体の塗装工事などによる有機溶剤の店内流入に反応しますので(まぁ、臭いでふつうに解るとは思いますが)、新たな危険予測に対応出来ると前向きに捉えることと致します。
⑥各席にアクリル板を設置←NEW! 今回の追加措置 (2021.3.19)
まん延防止重点措置下での衛生優良飲食店営業の条件にもなっている【アクリル板】を設置致しました。非常に”無粋”なものかとは存じますが、「専門家会議や日本医師会からの提言を受けての導入です」(←日本経済新聞の記事より)。今後順次店内の収容人数の緩和が行われる見通しとなりますので、その際に必須となる数量を確保致しました。(当面はソーシャルディスタンスを維持するため店内の収容人数をこれまで通り7名様とさせて頂きます)※ただし、当面は黙食をお願いすると共に、マスク未着用での会話はお控え下さいませ。グループでのご来店も、当面は人数を2人までとさせて頂き、3人以上の「ご会食」はご遠慮下さいませ。※
⑦咳エチケット啓発ポスターの貼付と症状に該当するお客様へのマスク提供・マスク未着用時の会話をお控え下さいませ(黙食推奨)
←NEW! 今回の追加措置 (2021.3.19)
こちらはインフルエンザ流行時など現行の対策を適用。
医療現場ではないのでサージカルマスクの備蓄はありません。
※啓発ポスターは、啓発利用目的のみ同省のページ(こちら)からダウンロード可能です※
⑧従業員の体調管理強化←NEW! 今回の追加措置 (2021.3.19)
無症状感染をいち早く検知できるように、毎日出勤時の体温検査と血中二酸化炭素濃度の測定を行っております。営業自粛期間には従業員の感染症の疑いが無い中で、全員が交代でPCR検査陽性者の隔離に相当する2週間の自主隔離を行いました。写真は血中二酸化炭素測定器(パルスオキシメーター)です。
⑨コロナ対策リーダーの選任と宣誓←2021.3.22NEW!
東京都の要請により、コロナ対策リーダーの選任および宣誓を行いました。
本音を申せば、お客様を信頼していないという内容の宣誓ともとれ、
お客様への不安を煽る誠に不躾な内容となっております。
しかしながら、様々な支援策の条件ともなっておりますので、
平にご容赦の程、宜しくお願いを申し上げます。
※なお、この設備対策でも【全てのウイルスや感染症に完全に対応できるわけではありません】。また不特定多数と接し、人体に入る食料を扱う店としての対策準備及び備蓄であり、不安を煽って一般のご家庭が揃えなければならないという趣旨での発言でもありません。これらの装備は開店時より常時備蓄・補充され続けているものであり、今回の騒動にて品薄状態な物品を買い占める等の行為により入手した物でない事を併せて付記させて頂きます※
※2022.7.28追記
専門家会議の提言を受けまして、
fumikura店舗内でも【3密】解消に取り組みます。
「密閉した空間」:基本的にドア開放+空気清浄機3台稼働
荒天時にはドアを閉めますが逐次開けて換気を行います。
「密集する場所」:座席間隔の間引き(1.5m間隔)、
店内に入れるお客様は一度に12名様まで(1.5平米あたり1名)
店内のご滞在時間は2時間が目安となります
「密接した会話」:小声での会話をお願いしています
(飛沫が飛ばない程度・他のお客様に会話の内容が漏れない程度)
グループ(3人程度)でのご来店はご家族様に限らせて頂きます
ご不便をお掛け致しますが、感染拡大防止の観点から伏してお願いを申し上げます。
また、従業員罹患時は陰性になるまで一時営業中止と消毒作業後の再開。大規模な流行が認められる、もしくはその恐れがある大規模な集会やイベント等が周囲行われる場合にも防疫措置としての営業中止を検討しています。店頭に張り紙無しでシャッターが閉まる場合もあるかと存じますが、Twitter、Facebook、の各ページにてご報告致しますので、フォローを頂けましたら幸いです。