fumikuraの蔵書と、様々な専門家の方々の夜語りが融合した新コンテンツ、書蔵夜話(ふみくらやわ)。
2017年8月1日の第一夜の題材は「怪談」。朗読&演劇プロデュース団体「アトライラボ」様の企画・制作のもと、「朗読」×「都市伝説」×「落語」という異なった切り口から、夏の夜を涼味タップリに御案内致します。
通常火曜日は定休日ですが、当日は「庚申の日」という絶好の怪談日和(?)のため、お席のある限り(15席)での特別営業となります() ※当日券も含めまして満席御礼にて無事終了致しました。ご来場の皆様ありがとうございました。
当日はアトライラボの山本達也さん(朗読)、杉並江戸落語研究会の風流亭冗寿さん(落語)という話のプロに混じって、店長もちゃっかりと無いに等しい体験拙話にて参加させて頂きます。
ご予約(前売・当日払いok)はfumikuraまで。
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<企画概要>
書蔵夜話 第一夜「怪談」 (主催&企画構成:アトライラボ)
●目的:真夏の夜、庚申の晩に何かが起こる、、、
『朗読』×『都市伝説』×『落語』
涙あり笑いありの怪談コラボレーションをお楽しみ下さい。
●木戸銭:1,000円(怪談SPドリンク+水菓子つき)
●内容(進行表): 20:00~21:30(余話終了は22:00)
※冒頭挨拶:謝辞・許諾・諸注意
①著作権者への謝辞 ②演者三名の紹介 ③庚申講について
④第一部(朗読) ⑤お中入り(ドリンク&水菓子提供)
⑥第二部(都市伝説・落語) ⑦余話(希望者)
<演目>
●朗読:山本達也(アトライラボ)
小泉八雲「怪談」より
①『かけひき』
②『和解』
●都市伝説:井守正暁(fumikura)
③『I県Tトンネル』(現場レポート)
●落語:風流亭冗寿(杉並江戸落語研究会)
④『皿屋敷』
<小泉八雲(こいずみ やくも)について>
・小泉八雲(1850年6月27日 – 1904年9月26日)
ギリシャ生まれのイギリス人。
本名はラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)
新聞記者(探訪記者)、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、日本民俗学者
アメリカでジャーナリストとして活躍した後、1890年、来日。
松江中学、五高、東京帝国大学などで西洋文学を講じる。後に、日本人(小泉セツ/節子)と結婚し、1896年に帰化。
妻から妖怪談を聞き、日本の古典や民話などを取材し、独自の感性を織り交ぜて執筆された創作短編集『怪談』 KWAIDANが、1904年に出版される。
その中の「耳なし芳一」「雪女」「ろくろ首」などは、今日でも広く世界に親しまれている。
※KWAIDANは原著が英語のため、訳者により文章が異なります。
<今回の朗読の著作権について>※著作権快諾に深く感謝致します※
・【和解】「小泉八雲怪談名作集_田部隆次:訳(上巻)」(響林社文庫)←著作権失効
・【駈け引き】「説話の力 速水敬五」http://setsuwa.web.fc2.com
T&H examination company
T&H examination companyは2014年5月に結成された研究グループです。
説話研究家である速水敬五が長年研究考察してきた成果を整理発表し、
多くの人に説話への興味関心を持っていただくことを目的として活動しています。
説話だけではなく、イソップ寓話の研究及び翻訳、
漫画・小説など現代の物語に登場するモチーフを取り上げ、古典との関連を考察したりもしています。
<その他の現代語訳本>
・「小泉八雲集」(新潮文庫 小泉八雲:著 上田和夫:翻訳)
<出演者紹介>
●朗読
山本達也(やまもと たつや)
<プロフィール>
TBS系昼ドラマ『キッズ•ウォー』にてヒロインの恋人である、須藤康夫役で俳優デビュー。その後、映像を中心に活動していたが、ミュージカル『サウンド•オブ•ミュージック』にて演出家青井陽治氏に出会い、演劇に目覚める。その後、朗読劇を含め多数の舞台に出演。
表現力を磨く為に、接客の仕事も多数経験。携帯電話販売に至っては、同社が行う接客コンテストに参加し、全国3600人の中から第8位に入賞。
損害保険会社のコールセンターでは、入社1年目より、年間の応対品質アワードにおいて2年連続で金賞を受賞するなど、【感情表現】×【朗読】×【コミュニケーション】の新たな可能性について、模索している。
朗読についての出演や企画・各種イベント製作団体「Atry labo」(アトライ ラボ)主宰。
http://www.atrylabo.com/
【朗読経験】
2011年 社団法人国際演劇協会
『ボイラーマンの妻』イワト劇場
2012年 長崎座
『それゆけ安全マン!?』長崎ブリックホール他
2013年 TFACTORY
『ピュラデス』座•高円寺1山本
2016年『三省堂主催「大人の朗読会」』
※2017年10月29日(日)夏目漱石誕生150年記念朗読劇「こころ ~先生の想い~」(東京 紀尾井 小ホール)
主人公(書生)役として主演されます。
●都市伝説
井守正暁(いもり まさあき)似顔絵右側
明治大学文学部(史学地理学科地理学専攻) 卒。fumikura店主。
高校在学時に所属していた「地学部」の影響で地学・地理全般に興味を持ち、
大学在学時に教員免許(中学社会・高校地理歴史)と測量士補を、卒業後にも科目等履修生として復学し社会教育主事補を取得。他にも学芸員・司書・司書教諭の単位取得中と学びを広げている。
fumikuraの店舗を「大人の図鑑Cafe」とのキャッチコピー通り、様々な人を巻き込みながら社会教育の場として展開中。
●落語
風流亭冗寿(ふうりゅうてい じょうず)
岡山大学落語研究会第31代部長を務め、卒業後は一般企業に就職。
東京への転勤を機に落語活動を再開する。現在は杉並江戸落語研究会に所属。
落語の「型」は上方落語をベースとした関西風。
古典落語も自作落語も手掛ける二刀流。