fumikuraの中には、宮沢賢治関連のものもちょっとだけ隠れています。
「文学」自体は当店の範疇外になるので作品を直接置いてあるわけでは無くて、
その作品イメージを取り扱った図鑑が2冊「天体」と「鉱物」のコーナーにあるだけ、です。
それでも、
天文学、鉱物学、測量学などの分野で活躍した偉人、
好きな作家さんの一人なので、そのイメージを店内に少し、ちりばめています。
ミニプラネタリウムも、「銀河鉄道の夜」のイメージから。
そして、銀河高原ビールも、そう。
名前も青い壜も、夜空をイメージさせるには十分です。
少し苦みがあるけれど、華やかな香りのヴァイツェン(濁り具合から「白ビール」とも)。
それと、お会計の際の「釣り銭盆」に、
宮沢賢治が夜空を見上げる姿をディフォルメした図案を焼き印して頂きました。
外套を着、帽子をかぶってうつむく写真が有名な賢治ですが、
空を見上げる姿が気に入りました。
花巻を訪れた際に、この姿をデザインした木工職人さんに直接お願いをして、
作って頂いた物です。
作家さんは煤孫さん。
賢治が自称していた「木偶の坊(デクノボウ)」をイメージされたそうで、
見上げた先に、銀河鉄道の夜に出てくる白鳥座を入れて頂きました。
この他にも「星巡りの歌」にでてくる星座を焼き印した釣り銭盆が
もう1バージョンありますが、それは皆様の目で。
まずは、賢治を想いつつ、
星図(スカイアトラス)を眺めながら銀河高原ビールで浪漫に触れるのなんかが、オススメです。