__あの坂をのぼれば、海が見える。__
「道」というものをイメージしたときに、
その先に重ねる意味合いの深さにも、色々あると思います。
僕の場合は、表題の言葉です。
選択教科書の問題で、中学時代にこの作品を読んでいなかった僕は、
社会人になってから、この言葉を友人から聞きました。
(社会科教師になった博識の友人です)
ずーっとこの言葉が引っかかっていたんですが、
杉みき子さんという方の「あの坂をのぼれば」という著作とのこと。
検索すれば全文が出てきますが、あえてここで載せることはしません。(著作権もありますし、、、)
ただ、
ふと山谷の繰り返しに疲れたとき、
この言葉を思い出せることに感謝しています。
fumikuraも開店よりそろそろ1年半となり、お客様の縁が面白い形に繋がってきました。
さしずめ、いま、
一片の白い羽根が、そらから舞い落ちてきたところでしょうか。
その一片の希望を胸に、
続く道を歩いていこうと思います。
写真は、まぁ、そんなイメージの「道」の写真集。
人それぞれの生き方があるように、
道もまた、その景色を変えていくんだなぁという事で。
言葉を風景やイメージに、また、発想を言葉に。
その間を繋ぐ本を揃えること。
それが、fumikuraの役割です。
文章の長い本は置きません。
でも、図版や写真に短く添えられた言葉が、
ひとつでもふたつでも、心に残る棚揃えでありたい。
だから洋書じゃなくて和書が欲しいんですってばーーーーー!!