天井投影についてお客様方とお話をする中で、
“子供の視点で見上げた空”
というのが、懐かしさの中に非日常を感じる景色にならないかなぁ〜という流れになって来ました。
コロナ禍の閉塞打破という意味も含めまして、
そのような思考で撮影するシリーズを
“上を向いて歩こう”(坂本九さんですね)
のナンバリングをしていこうかって話になりました。(※キャッチコピーは変更になる場合があります※)
・風鈴市や飛行機雲
・入道雲に紙飛行機
・ビニール袋の吊り下げ金魚
大人は目線が高いので、
そう簡単に空を見上げる事って有りませんよね。
子供は手を繋いでいる親を見上げ、
街中では看板を見上げ、
虫取りでは樹々を見上げます。
また、景気が下を向くと、地面を見つめて歩く人が増えると聞きます。
しっかりと前を向き、
時には立ち止まって空を見上げる。
店に居る間だけでも、そうなってほしい。
今日の撮影にはそんな意味も込めています。
梅雨も景気もひっくるめて、
「あした天気になあれっ!」
↑田無神社(東京都西東京市)に6月中旬から7月初旬にかけて作られる「七夕てるてるトンネル」を店長が撮影してきた映像です。色とりどりの“てるてる坊主”が可愛いですね。(※願い事短冊を撮さないように配慮しています※)
↓気象神社(東京都 高円寺氷川神社)の“下駄絵馬”と“照々みくじ”。こちらは日本唯一の気象神社さん。下駄占いを絵馬にというのも何ともユーモアがあります。『日々是好日(にちにちこれこうにち/ひびこれこうじつ)』とは、「どんな日でも楽しみを見つけていこう」という意味もあるそうです。雨の日が嬉しい商売だってあるでしょうし、言葉では前向きに前向きにと思っても、景気やお天気がどうも塩梅が悪いのはどうしようもないしって思いますよね。禅問答の境地には達せなくても、店内のひとときで心に好天が得られたなら幸いです。