大人の図鑑カフェ

3月21日:脱アルコールBEERとシードル入りました!

3月21日:脱アルコールBEERとシードル入りました!

3月21日より営業を再開致しますが、
時短営業を続行(当面20:00まで)しているため、
クラフトビール(タップサーバーのもの)の
再開予定が立っておりません。
(アルコールLOが20:00までのため)
、、、でも、それではあまりにも寂しいので、
瓶の酒類を増備することに致しました。
(なるべく再開時のタップサーバーと被らない味を選んでおります)

1)ビットブルガー ドライブ(脱アルコールビール)650円 alc. 0.0%
 ドイツのブルワリーでつくられている本格的な【脱アルコールビール】です。
 ここ1年の巣籠もり生活により、食生活で体を壊された方のお話を良く耳にします。(かくいう私も肥えました)
 また、もともとアルコールに弱い方や、ご高齢や持病でアルコールを控えているお客様、お車でお越し下さるお客様より「ノンアルコールビールをメニューに入れて!」というお声を頂く事もありました。そんな訳で色々と気にせず美味しく飲んでいただこうと、メニュー入りしたのがこちらのビットブルガードライブです。(以下蛇足部分はお好きな方向けの駄文ですので読み飛ばして下さい)

 さて。せっかくですから美味しい物を入れたいと色々と調べているウチに一つの疑問が出てきます。“ノンアルコール・ビール”“脱アルコール・ビール”違いって何だろう?という事に気がつきます(遅い)。そういえばお客様から「日本のノンアルコールでは無くて出来れば海外の”脱アルコールビール”を入れて欲しい。」と強調された事が少し引っかかっていました。
 結論を先に言ってしまえば「製法の違い」でした。素直に書けば脱アルコールビールは一旦ビールを造ってから透析膜でアルコールだけを抜き取って作られます。原料(モルト・ビール酵母・ホップ・天然水)から発酵というプロセスを経てビールになるときに生まれる独特な旨味もそのまま残ります。
 では日本のノンアルコールビールあるいはビール風味飲料は?というと、3種類ほど製造方法があるようですが、基本的に麦汁に風味を添加するという意味では同じように思います。(一部アルコールにならない程度に発酵させる製法もありますがアルコールにならないと言う事はビールではない何かです)
 ではなぜ?日本は脱アルコールビールを“つくらないのか”あるいは“つくれないのか”。一見すれば透析膜の設備投資など大手メーカーさんには簡単な事だと思えますし、あれこれ細工をしなくても日本人好みの美味しい脱アルコールビールをつくってくれるんじゃないかと思いますよね。第三のビールなど様々な方法でビールを造り続けてくれる日本メーカーさんの努力の根源は、超えられない【酒税法の壁】との戦いに尽きます。“つくりたくてもつくれないんだよ~!”という声が聞こえてきますので、これ以上書くのはさすがに気が引けます。(詳しく知りたい方は「脱アルコールビール」「酒税法」という二つの単語で検索すると簡単に解ります)

2)シスリー クロスサイダー ウィスキーカスク 750円 Alc. 6.0%
 薫り高いシードルが数量限定で登場です!
 スコットランドのリンゴのお酒、サイダー(シードルはフランス語・サイダーは英語)。それをスペインのウイスキー醸造樽で半年ほど熟成させ、ウイスキーの薫りをまとわせた香りのよいシードルです。
 辛口のDRYシードルよりも酸味が弱く甘口の仕上がりです。サングリアがお好きな方は是非こちらを試してみて下さい。
(※提供期間中はサングリアをお休みさせていただきますのでご注意下さい※)

 英国ではパブのみならず、スーパーやドラッグストアに、ウィスキーのサイダー(お酒の方)割りが大五郎のようなドデカいペットボトル容器に入って売っているそうです。名だたるウィスキーメーカーから様々に出されていて、そして美味しいと聞きました。サイダー(三ツ矢の方)好きとしてはそれは是非とも飲んでみたいと探し回ったのですが、残念ながら日本ではウイスキー風味のサイダーしか手に入れる事が出来ませんでした。多分自分で作れって事だと思いますので、皆様の反応が良さそうでしたら考えてみます。ご意見お寄せ下さいましたら幸いです。