大人の図鑑カフェ

6月19日:疫病退散アマビエさま

6月19日:疫病退散アマビエさま

霧島神宮に授与をお願いしていたアマビエ御朱印が到着しました。(コロナ禍の最中ですので実際に奉拝しなくても郵送を受け付けて下さっています。(くわしくは霧島神宮のページへどうぞ)実際にこんなご時世だからか、御祭神の瓊瓊杵命(ににぎのみこと。天孫降臨の皇祖神。)ではなく、肥後国の海岸に現れた妖怪まで神格化して元官幣大社の同宮に祀られるとは驚きました。(アマビエについてはアマビコの誤記説など諸説有り)まぁ、話題としては店として乗り遅れている気がしなくもないですが、何事も”気は心”です。

絵は4種類ほどありましたが、瓦版の元絵に近く、更に”勾玉”や巫女さんをはじめ宮中女官が晴れの日に着ける【釵子(さいし)】という”かんざし”が描かれているのがこの図柄のみだったので、こちらに決めました。フリマアプリ等で転売品が出回っておりますが、御祈祷の意味もあるものですし、私のように遠方のため参拝出来ない人の為に郵送対応もして頂けますので、社務所に直接お願いするのが良いかと思います。

店ではフォトスタンドに入れて入口カウンター付近(酒棚)でお出迎えしています。びっくりしたのは、印刷ではありますが私の名前入りで家族の健康祈願と疫病の早期収束を願う旨の詞書き(ことばがき)が同封されていたこと。現金書留代がかかるとは言えそれは日本郵政の取り分。初穂料自体は200円ですし、そのうち約半額の90円の送料を使っているのにも関わらず、この対応の細やかさ。さすが格式のある神宮と唸ってしまいました。大切にし、お客様や地域の皆様の新型コロナ退散と、体調が優れない方々の病気平癒を願うばかりです。