業態柄でしょうか品揃えでしょうか、年配の方に気に入られることが多く、
楽しそうに本を読んでらっしゃるのが僕らの日々の心の糧です。
そんななか本日、
お客様より「老眼鏡の貸し出しは無いの?」とのご質問を受けました。
言われてみれば、お客様にとっては「散歩の途中でたまたま見付けたブックカフェ。」かもしれません。
店内を見回してせっかく本を読もうと思っても、そのつもりで老眼鏡を持ち歩く方もそういらっしゃらない。
この一ヶ月のお客様の会話の中で、
「老眼鏡を忘れた、残念。」というコメントは確かに耳に入っていました。
仮にもブックカフェ、そこで気づかなかったのは当店の落ち度ですね。
早速、100均ですが無骨な老眼鏡をご用意してみました。
意見を頂けること、嬉しいですね。
これで、楽しめる方が増えれば良いなぁと思います。
さて、一緒に写っている雑誌は、
「3D(簡易立体視)を使って眼のピント機能の訓練をしよう」という、二昔ぐらいに流行った本です。
決まった方法でピントを合わせると、絵から画像が飛び出してくるというなかなか面白い絵画の本。
最初は訓練が難しいのですが、出来るようになると不思議と眼の調節機能が改善されます。
表紙に「近眼「乱視」「老眼」に効果有り、と謳われているのはあながち間違いでは無さそうです。
これが出来るようになると、
当店に隠されている風景や星座などの写真集を立体視できるようになり、かなり感動します。
ということで、
平凡な本ではありますが、3D(簡易立体視法)の入門書として棚に入れています。
習得できなくても簡単に立体視できる眼鏡(ステレオミラービューアー)のご用意も御座いますが、
苦労して出来るようになった方が感動の大きさが全く違うので、まずはこの本の紹介から。
(また後ほど、立体視のお話については詳しくする機会出てくると思いますので、今回はこのへんで。)
そして年齢を問わず、
当店内の本を楽しんでいただければという想いは変わりません。
ほんの代用品ではありますが、お助けになれば幸いです