「ぼくの夏休みフェア2017 中編（本編）」：IBLARD_世界はもっとキレイにみえる_

今年の夏は目白押しのfumikura店内フェア「ぼくのなつやすみ2017」
３部にわかれた中編、
むしろこちらが本編となる「IBLARD_世界はもっとキレイにみえる」フェア。
貴重な原画（ピエゾグラフ：版画ではなく原画です）を、このような小さな店にお貸し出し頂ける事に留まらず、資料となる写真や映像のご提供やキャラクターラテでの使用をご快諾頂くなど、井上先生には様々なご配慮、ご高配を賜り、たくさんのフェア内容でお客様をお迎えすることが出来るようになりました。また、「世界はもっとキレイに見える」を素敵な形で編集・製作頂きました山野邉友梨さんにもご来店を賜るなど（9月16日）、関係者各位に厚く御礼申し上げると共に、その大きなお気持ちに応えられますよう、お客様との楽しい語らいの場をこのフェアにてご提供出来ればと考えております。みなさまどうぞお気軽に足をお運び下さいませ。　店主敬白

スタジオジブリのアニメ『耳をすませば』での作中挿話『バロンの物語』の背景画（このポスターの背景）ほか、イバラードという舞台を通して、ラピュタや多層海、浮遊惑星など様々な幻想的で透明感のある絵画を描き続けている井上直久先生。
山野邉友梨さんによる井上先生の画業やアニメとの関わりなどを網羅した新刊『IBLARD_世界はもっとキレイにみえる_』の刊行を記念、そして長らく絶版だった『イバラードの旅』と『星をかった日』の復刊を記念致しまして、３冊のイラスト入りサイン本の販売をはじめ、様々なイベント含めたフェアを下記のようにご用意致しました★ミ
（※8/14 現在のフェア内容は予定ですので随時更新をお見逃し無く！※）

・井上直久先生の直筆原画展 08/23～10/02　※お手を触れないで下さい※
・アトリエ本棚の再現 08/23～10/02　※ご自由にお読み頂けます（一部閉架式）※

・イラスト入りサイン本販売 08/23～11/30（品切れの際はご容赦下さい・下記のように一点物もございます）

・店長秘蔵の井上直久先生が刊行された画集（イラストサイン本）を一挙大公開 08/23～10/02
・スタジオジブリショートフィルム「イバラード時間」放映 08/23～10/02
・フェア特典映像（絵の描き方や先生のアトリエ動画などを独自編集）放映 08/23～10/02
　（「イバラード時間」：12:00,18:00）１時間程度
　（特典映像「絵の描き方など」：15:00,21:00）１時間程度

・フェアメニュー「IBLARD抹茶ラテ」（650円）（フェア後も常時ご提供予定：ステンシルラテ）
　（ショートフィルム「星をかった日」のキャラクター他６種類）
　（「ノナ君」「スコッペロ」「メーキンソー」
　　　＋「めげゾウ」「ジーマ（市電）」「惑星」）

・先生作陶の「陶の家」を使用したイバラード風ラピュタ盆栽（店長作）

★井上直久先生ご来店トークショー（入場無料：どなたでも気軽にお入り頂けます）

　〇実演制作テーマ：【水で目覚める世界観】※満席御礼にて終了いたしました※
　〇日時：2017年08月26日（土曜日）14:00-16:00+α
　〇場所：fumikura店内（〒東京都練馬区桜台1-4-7 仙川ビル1階）
　〇連絡先：fuikura店舗：03-6914-5886（※火曜定休※）
　※別途ページ（こちら）にて御案内予定／満席御礼ですが立ち見はまだ大丈夫です※

（井上直久先生のブログはこちら「イノうえ・ナおひさのイバラード日記」）

★プラネタリウム「BGM:IBALARD物語」8/27 20:00-23:00（詳しくはこちら）
　いつものプラネタリウムが、IBLARDワールドの各種BGMにてお楽しみ頂けます。
　（「イバラード時間」「星をかった日」「耳をすませば」各サウンドトラックより）

　※ショートフィルム／特典映像放映・ラテアートなどは井上直久先生・松尾清憲先生（イバラード時間の音楽）の許諾済みです※

【フェアDATE部】（今回の出品目録）

＜展示原画作品一覧表＞
・耳をすませば
　「丘からの眺め」
　「鉱石の星」←new!（映画で使用された物です）　
・星をかった日
　「星をかった日　表紙絵」
　「雪の日も」
　「苗もうえます」
　「こうして魚も」
　「さぁさ、みんなで」
　「星の住まい（小規模展のみ展示あり）」
・イバラードの旅
　「丘の上の小さな家」
　「線路ぞいの店」
・そのほか
　「アトリエの入口」（完全未発表作品）
　「工房の秋（完全未発表作品）」
　「海のアトリエ　＿薄明＿（完全未発表作品）
　「海のアトリエ　＿暁＿（完全未発表）」
　「プラネタリウムの宵（小規模展のみ展示あり）」
　「ドラゴンファイヤー表紙絵（書籍以外では展示会未発表）」
　「家路」←new!

＜井上直久の蔵書棚より＞
画集
・「マックスフィールド・パリッシュ展1995」
・「MAXFIELD PARRISH」LUDWIG
・「THE BRANDYWINE HERITAGE」ワイエスの系譜
・「The Art of Andrew Wyeth」アンドリュー・ワイエス紹介
・「スウェーデンの国民画家カール・ラーション展1994」
・「アート　オブ　J.C.ライエンデッカー」マール社
・「3D MUSEUM」杉山誠による、名画の3D画集
・「3-D　イバラード」「3-D　イバラード２」杉山誠
・「グスタフ・クリムト」（琳派みたいな金の輝きが美しい／洋書）
・「ギーガのエイリアン」（言わずと知れたあの映画の原画）
・「エルンスト・フックス」（秘蔵の画集です、作品大量／洋書）
・ロジャー・ディーン｢Views｣（ 伝説のband YESのジャケット画家）
台本
・『耳をすませば』絵コンテ（ジブリ製／井上使用）今回の本命
　※貴重本につきカウンターでの受け渡し／返却になりますのでお声掛け下さい※
写真集
・「世界の迷路と迷宮」ジャネット・ボード
・「建築家なしの建築」B・ルドルフスキー
・「ATGET PARIS」ウジェーヌ・アッジェ(パリの写真)
・「ウジューヌ・アジェ回顧」淡交社　写真
・「Wynn Bullock （ウィン・バロック）写真集」
・「Karl Blossfeldt」写真
コミックス
・「夢の国のリトル・ニモ」ウィンザー・マッケイ(日本語訳)
・「L’INOAL NOIR(謎の生命体アンカル)」メビウス(日本語版)
・「NOGEGON」シュイッテン　ベルギーの作家　コミックス
・「ドラゴンファイヤー（１）」青心社
・ フランス語版「イバラード物語」井上直久
絵本
・「THE RAINBOW GOBLINS」UL DE RICO
・「西風号の遭難」C.V.オールズバーグ／村上春樹：訳
・「ラストリゾート」絵：ロベルト・インノチェンティ
・「岸辺のふたり」
・「水晶狩り」たむらしげる
読み物
・「自註鹿鳴集」会津八一(和歌集・書家)　新潮文庫
・「賢者の石」コリン・ウィルソン 創元推理文庫 装丁自作　
・『山川惣治「少年王者」「少年ケニヤ」の絵物語作家』　
・「わたしたちの　にっぽんご　一年」加州日本語学園協会
・「井上直久作品集①イバラード1981 イバラード消息1～15」
・「”イバラード”イノウエ教授のピエゾグラフ特別講座」
・「迷路の街で聞いた話」井上直久 講談社＋α文庫
・植田 実『真夜中の家』
　（デビュー前の私を紹介した最終章(-人 -)故人に感謝････）

ウィーン幻想派のフックス、クリムト、モネ、サージェントの
画集も入れたかったが、重いのと、痛みそうなので見合わせた。
面白いのでは赤瀬川原平「桜画報」、
杉浦茂の「ドロンチビ丸」、
ひさうちみちおの「オーロラ」
好きな本はたくさんあります。