梅雨は関東に雨らしい雨をほとんど降らせず、明けたと思えばカラリともせずジメジメジメジメと寒暖差が激しく夏の風情の欠片も無い。どことなくキナ臭い嫌~な世相と相まって、どうも体力の消耗が激しい季節でございます。みなさまお元気ですか~?
さて。「懐かし企業デザインフェア(会期:6/14~)」が思いの外長く続いておりましたのは、この後に控えたfumikura史上最大のフェア「(仮称)井上直久_IBLARD 世界はもっとキレイにみえる_」への日程調整のため、間延びしてしまっておりました。ほぼ日程が決まりましたが、更に若干間があいてしまう為、急遽一発ライトなミニフェアを突っこもう!とのことで、昨日決まって今日から始まる突貫日程で新フェアを組んでみました。暑気払いにどうぞ。
表題にもあります通り、フェア名は「みんなのお宝鑑定?本フェア」(会期:8月7日~8月23日予定)と題しまして、各種【オークションカタログ】のみで構成された一風変わったフェアです。前回からの店頭展示品でもある版木は、それなりにお値打ちの品物ですので、今回のフェアでもそのまま展示&自由にスタンプできるようになっております。(無地のトートバックに押されたりと、意外に好評です)
ところで皆様、某TVの「なんでも鑑●団」はお好きですか?洋の東西を問わず、陶器や仏像、絵画に書、ガラスにジュエリー、バッグに時計に記念硬貨、ディスクオルゴールや自動演奏ヴァイオリンなどなど、ひょっとしてウチにもあるかも? というお宝達がカタログにズラリ勢揃い。多少下世話な感は否めませんが、参考価格もしっかり書かれたカタログに「あれ?意外にもお安い、、、」と思われる物もあちらこちらに。高嶺の花だと思っていたアレやソレが、「実はこのお値段でのご提供!」というのも何だか可笑しいのがオークションカタログの良いところ。年代によって相場感もそれなりに違いがありますが、それぞれの美術品の作者など詳細を知りたい場合はfumikuraではそれぞれの専門図鑑をご用意してお待ちしております(※苦手分野もあります※)。まずは興味本位で手に取って、面白ければ更に奥の扉を開いて下されば幸いです。そして、それまで「家宝」と思って大事にされていたものが「ジャカジャン! ざんね~ん!」となってしまった場合にも、どうぞお大事になすって下さい。
なお、通常書籍と同様オークションカタログも販売しております。若干の解説が載るなど読み応えもあるオークションカタログですが、カタログはカタログですのである程度お求めやすいお値段になっております(宣伝)。
※店長は古物商ですが鑑定士ではありませんので、現物をお持ちになられても何とも申し上げられませんので御注意下さい。あくまでも「鑑定本のフェア」となります。また、当店では書籍を含めました雑貨や古美術品の買い取りは一切行っておりません。(寄贈本も場合によってはお受け出来ませんので何卒御理解賜りたく宜しくお願い申し上げます)