2022.12.22.現在、fumikuraでの新型コロナ対策について、再度お知らせしたく掲載させて頂きます。（下記別表をご参照下さい）
　本来であればこのようなお客様に対する「規制」は、いかなる場合でも取りたくないと言うのが本音であり、5月の時短営業の解除以来はこの手の発信は出来るだけ控えておりました。
　しかし、現状としてお客様からも「厳しすぎるのでは？」（※もっと直接的で乱暴なお言葉も頂戴しております※）というご意見やご感想も多数頂いている状況となっております。
　お客様の肌感覚として「ここまでは大丈夫だろう」「他のお店さんはそんな規制はしていない」と思われるのも至極もっともな事で、私共と致しましても早期に規制が止むこと願って止みません。時短営業（自主時短）も続き、お客様にご不便を強いてまですることでは無いのでは？と個人的には思っていますし、客席減やグループのお客様など機会損失もそれなりに大きくなっております。

ただ、東京都の「徹底点検TOKYOサポート認証店」として、11月29日のzoomリモート点検に於いて示されたチェックポイントが下記（左図）の通りとなっており、その対策について右図の答えをし、その対策についてリモート動画、写真撮影等によりご確認を頂き、12月5日に「徹底点検済み証」の更新交付を受けた次第です。“点検項目の内容は2021年4月22日発表のものと全く変わりがありませんでした”。お客様である皆様と、どれだけ意識が離れているのかを如実に現しているように私は思えました。たぶんですが、大半のお客様は飲食店がこのような微に入り細に入る検査を経て「徹底点検済み証」が発行されていることをご存じ無いと思われます。

しかしながら、現在のところfumikuraではこの基準を遵守しております。認証店の検査の時だけ守り（そもそも抜き打ち検査ではありません）、その後はうやむやに……、というのは飲食店の矜恃として私自信が許せないからです。（「頭が固い」と良く言われます）

＿水の至清なれば則ち魚無く、
　人の至察なれば則ち徒なし＿
（水清ければ魚棲まず、人至って賢ければ友なし）
　　　　　　　　　　出典:大戴礼記＿子張問入官

頭では解ってはいるものの、生来の性格は齢40も半ばになればそうそう変われるものでもなく（そもそも賢くない）。これもまた不徳の致すところと最近とみに感じます。物欲はあるし俗物だとも思うのですが、どうも規則やルール面はどうしても頑固というか、融通が効かないなぁと自分でも思います。「そこは”察しろ”ということなんでしょうね」と、行政の立場上にんともかんともな部分を慮ってはみるものの、高圧的なメールが届くたびにその気も萎えるというか。 それに付き合わされてしまうお客様にも申し訳ないと思っております。平にご容赦下さいませ。<m(__)m>

もうそろそろ３年が経とうとしています。ほかのお店様、またお客様ご自身にもそれぞれの判断基準が既にあると存じますので、その点についての言及は避けます。また、なるべくうるさくなりませんよう、「滞在平均目安の２時間」「食事後のご歓談の際のマスク着用（小声の場合は除く）」「アクリル板をご自身で移動させる」などの点については軽くお声掛けをさせて頂いております。

相も変わらず、飲食店の置かれている立場は弱く、規制に規制を重ねる東京都の注意喚起が毎週のようにメールで到着致します。

そんな一方で、東京都は下記のようなポスターも製作しています。
飲食店はどのような立場でお客様に接すれば良いのか、日々苦悩の毎日です。