大人の図鑑カフェ

11月20日生演奏ミニプラネタリウムナイト(予告兼終了報告)

11月20日生演奏ミニプラネタリウムナイト(予告兼終了報告)

IMG_0354イベント告知です。

好評を頂いておりますミニプラネタリウムの投影会を、11月20日(日曜日)20時より、照明を落として開催致します。オーダーは通常と変わらず御用意(カフェメニューもお食事もOK)。ブックカフェを謳う当店ですが、当日はちょっと本を置いて、星空の下で、素敵な時間をお酒や珈琲と共にどうぞ。また、今回も音楽の生演奏もお愉しみいただけるようになりました。当店の専属演奏家でもある武蔵野音楽大学のパーカッショニストをお迎えし、グラスハープ等により幻想的な星空の世界を演出します。だんだん内容が豪華になってきていますが、いつも通り参加費などは無料です。オーダーを頂ければ、チャージなども無しでご覧頂けます。なお、星空解説はオーダーの途切れた際に代表的な星座を示す程度で、あまり高度な解説は行っておりません。修行中ですごめんなさい(‥ゞ。

※20時キッカリに解説が始まり、途中の入退場が不可だと思っていたお客様が少なからずいらっしゃいました。当店は「ゆるゆる解説」ですので、特に演目を決めて神話や星座の解説を行っている訳ではございません。(がっかりされる方も多いかと思いますが、力不足ですごめんなさい)というわけで、基本的には店員は裏方でオーダーを捌くので精一杯の状況です(‥ゞ ですので、投影の時間中、背景として星空を愉しんで頂けるように努めますので、投影時間(20時~閉店23時まで)の途中入退場もご遠慮なくどうぞ。入り口が真っ暗ですと、確かに入店にも勇気がいりますよね(^_^)テーブル席には蝋燭タイプの低輝度LEDライトを手元灯りとして御用意しています。雰囲気は落ち着いていてゆったり過ごすには定評があります。月一回のチャンスですので、是非、御来店の上お楽しみ下さいませ。※店内が暗くなります。お手回りの貴重品等には十分に御注意下さい。

混雑時には御相席をお願いすることもございますが、それほど混雑もありませんのでお気軽にお越し下さい。また、見やすい席のご予約も承っておりますので、お電話にてお申し付け下さいませ。

 

※投影機はHOME STAR EXTRA。

さすがに本格派プラネタリウムのメガスターまでは入れられませんでしたが、これでも一昔前のプラネタリウムを軽く凌駕する、12万個の星を投影できる家庭用機最高峰。星の数の多さに、かえって星座を結べないほどです。ドーム天井もない簡易プラネタリウムですが、背景としてお愉しみいただければ幸いです。

※演奏者のご紹介※

●演奏者(パーカッション)
img_4049海汐幸太郎(うみしお こうたろう)さん
13歳より打楽器を始める。
現在、武蔵野音楽大学音楽部器楽学科4年次在籍中
九州圏内、東京を拠点にフリーパーカッショニストとして活動中。

<師事>
 ドラム・パーカッションを服部央 氏に師事
 打楽器およびマリンバを吉原すみれ氏に師事
<受賞歴>
 2010年『第34回九州宮崎県高等学校独奏・独唱コンクール』(マルチパーカッション)にて金賞ならびにグランプリ賞を受賞
  同年『第37回全九州高等学校音楽コンクール』(ティンパニ協奏曲ピアノデュオ)にて銀賞を受賞する。

「fumikuraとの関わり」
・book cafe fumikura さんとのお付き合いは、私が在学し始めてから店長さんの前職(チェーン系弁当店オーナー時代)でアルバイトをしておりました。後に現在のカフェの立ち上げ時にメニュー開発などをお手伝いしつつ、今回の企画を実現させて頂きました。
・プラネタリウムと音楽の融合というのは、私自身も初めての挑戦です。短いお時間ではございますが、落ち着いた店内で星空を見上げながら、お客様に幻想的な音楽を感じ取って頂けたら幸いです。

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<11月20日演奏のご報告>

いつも安定して宇宙のや様々なイメージを喚起させる音楽を聴かせてくれる海汐さん。今回は「プラネタリウム曲」ともうひとつ、「スネアドラム」1台で演奏する曲を披露して頂きました。fumikura空間での「曲目」としての演奏は初と言って良いでしょう。曲名は「スネアは唸り、そして飛翔する」

img_1658僕のような素人には題名からして既に「oh…すごい題名だな」と思いましたが、「fumikuraで通常の曲をやっても面白くないでしょう。」と。彼が選んできた曲です。、、、ほんと恐ろしい子。
お師匠様の吉原すみれ先生が初演した、スネアドラムだけで演奏する超難題曲。もちろん事前に稽古をつけて頂いたそうですが、よく許してもらえましたね、、、。13分の間、ずっと早いトレモロが続き、サーッっと小雨が降っているように聴こえたり、ザァッとスコールのように降ったり、題名の通り唸るように震えたり、突然パッと跳躍する表現が入ったり。超弱音と強音の幅が広いので、店内の音響制限から弱音はドラムに触れるか触れないかギリギリのラインを攻めてくる。一瞬でも気を抜いたら無音部が出来てトレモロが途切れて曲にならない。強く叩けば途切れないかと言われれば、それでは情緒が出ない、、、弱音に制御する方がよっぽど難しいでしょうに。

、、、もの凄く心臓に悪い曲をよく13分も頑張ってくれたなぁ。(しかもこの日は3回パターンの演奏で。そのうち2回のプログラムの中にこの曲を組み込んでくれました)

折角なのでお客様も間近で観て頂いたのですが、聴かせる曲なので手元を見て居ないお客様も気持ちの良い雨音を聴いている感覚だったんじゃないでしょうか。タタタタタラララ、、、と心地よくよく途切れなく、それでいて表情豊かな曲でした。一生の内に生で二度と聞ける曲じゃないでしょう。写真のバチも、お師匠様ブランドのもの。まぁ、イチローのバットみたいなものと思って下さい。写真は演奏中の海汐さんと、僕が大好きなウッドフロッグ。木魚っぽく見えますが、もっと根明なコンポコッと抜ける可愛い音が出ます。木魚のようにくぐもった濁音が付きそうな音とは湿度が違う感じです。にしても、よい演奏が聴けました。鳥肌立ちました。今回も、たくさんの音色を聞かせて頂きました。ありがとうござます(^_^)

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